関通HD(9326)優待変更|Amazonギフト優待に変更・100株から対象&長期優遇型に

関通HD(9326)が、株主優待制度の見直しを発表しました。優待品・対象株主・基準日などの変更内容を確認していきます。
今回のポイント
- 変更内容:優待品がプレミアム優待倶楽部の商品選択からAmazonギフトカード(ポイント・1pt≒1円)に変更
- 対象が従来の700株以上から100株以上に大幅拡大。2年以上保有で100株5,000pt〜
- 長期保有優遇型:2年以上保有(100株5,000pt〜10,000株30,000pt)/1年以上2年未満(100株3,000pt〜2,000株15,000pt)の2段階
- 注意①:大口区分は減額(例:10,000株は70,000pt→30,000pt)。注意②:2025年9月末・11月末の臨時株主名簿に記載がない株主は対象外
- 適用時期:2026年8月31日基準日の株主優待から
関通HDが株主優待制度を変更
2026年7月14日、関通ホールディングス株式会社は株主優待制度の変更を発表しました。今回の発表では、株主優待制度の変更が示されています。
変更の背景は?
同社は2025年11月末基準から「関通・プレミアム優待倶楽部」による優待を導入していました。今回の変更は、一時的な優待ブームによる短期的な株主数の急増ではなく、中長期視点で保有する株主への還元を強固にする「長期保有優遇型」へのシフトが目的とされています。優待品も、商品選択型からより日常生活で使いやすいAmazonギフトカード(ポイント)に変更されます。
何が変わる?

| 変更前 | 変更後 |
|---|---|
| 【変更前】関通・プレミアム優待倶楽部(商品選択型) ・対象:700株以上(8月末基準・年1回) ・700株:3,000pt/1,000株:8,000pt/2,000株:25,000pt/5,000株:65,000pt/10,000株:70,000pt など ・5,000種類以上の商品から選択・WILLsCoinへの交換も可能 |
【変更後】Amazonギフトカード(ポイント・1pt≒1円) ■継続保有2年以上(2月末・8月末の名簿に5回以上連続記載) ・100株:5,000pt/500株:7,500pt/1,000株:10,000pt/2,000株:17,500pt/5,000株:25,000pt/10,000株〜:30,000pt など ■継続保有1年以上2年未満(同3回以上連続記載) ・100株〜399株:3,000pt/400株〜699株:5,000pt/700株〜999株:7,500pt/1,000株〜1,299株:8,500pt/1,300株〜1,999株:10,000pt/2,000株〜:15,000pt ※開示には継続保有1年未満の区分の記載がなく、実質的に1年以上の継続保有が条件です。 ※すべての基準日で100株以上の保有が必要。さらに2025年9月末日・2025年11月末日の臨時株主名簿に記載がない場合は対象外となります。 |
いつから影響が出る?
2026年8月31日現在を基準日とした株主優待から、変更後の内容で実施されます。権利付き最終日は2026年8月27日(木)ですが、継続保有条件と臨時株主名簿の条件があるため、今から新規購入しても2026年8月末基準の優待対象にはなりません。対象株主への詳細案内は後日改めて知らされる予定です。
すでに保有している人はどうなる?
- 対象が700株以上→100株以上に広がり、既存の小口株主には大幅な拡充です(100株・2年以上で5,000pt)。
- 一方で大口の区分は減額されます(例:5,000株65,000pt→25,000pt、10,000株70,000pt→30,000pt)。大口株主にとっては実質的な縮小です。
- 優待品はAmazonギフトカード(ポイント)に一本化。商品選択の楽しみはなくなりますが、使い勝手は向上します。
- 2025年9月末・11月末の臨時株主名簿に記載がない株主は対象外のため、これから新規購入しても現行制度では優待を受け取れない見込みです。
- 会社発表の参考値では、100株を2年以上保有した場合の優待利回りは12.17%・配当込みの総合利回りは14.60%とされています(2026年6月30日終値411円ベース・実際の利回りは購入金額により変動)。
初心者目線で見たいポイント
関通ホールディングスは、EC事業者向けの物流倉庫アウトソーシングなどを手がける物流企業です(東証グロース市場・業種は倉庫・運輸関連)。
今回の変更は少し複雑なので、立場ごとに整理します。
1. 2025年9月末以前からの100株以上の株主:これまで700株未満は対象外でしたが、新制度では対象になります。うれしい変更です。
2. 大口株主(2,000株以上など):ポイント数が大きく減額されます。
3. これから買おうと考えている方:2025年9月末・11月末の臨時株主名簿に記載がないと対象外と明記されているため、新規購入では現行制度の優待を受け取れない見込みです。優待利回りの高さ(会社発表で12%超)だけを見て購入するのは危険です。
「株主優待は誰でももらえるもの」という常識とは異なる、既存の長期株主への還元に特化した珍しい設計です。購入を検討する場合は、優待抜きで企業の成長性を評価しましょう。
まとめ
関通HDの今回の発表は、株主優待制度の変更という内容でした。
関通HDの優待が、プレミアム優待倶楽部からAmazonギフトカード(ポイント)に変わり、対象も700株以上から100株以上に広がる長期保有優遇型へ移行します。既存の小口・長期株主には拡充ですが、大口区分は減額され、さらに2025年9月末・11月末の臨時株主名簿に記載のない株主(=新規購入者)は対象外という特殊な設計です。適用は2026年8月末基準からです。
関連記事
出典:会社開示資料・IR資料(関通ホールディングス株式会社「株主優待制度の変更に関するお知らせ」2026年7月14日)
※本記事はIR情報・株主優待情報を紹介するものであり、特定の有価証券への投資を推奨するものではありません。開示資料をもとに筆者が要約しています。記事作成にはAIツールを補助的に利用しています。最新情報は必ず公式資料をご確認ください。
