ジャパンクラフトHD(7135)優待変更|優待券を大幅縮小、100株は年500円分に・配当還元へ移行

ジャパンクラフトHD(7135)が、株主優待制度の内容を変更すると公表しました。プラス面・マイナス面それぞれを整理します。
今回のポイント
- 変更内容:優待券の贈呈金額を大幅に縮小し、株数区分を再編(2026年12月末基準から)
- 100株以上200株未満は年4,000円分→年500円分(6月末のみ・年1回)に。200株以上500株未満も年1,000円分に縮小
- 優待券の額面を1,000円から500円に変更。税込1,000円のお買い物ごとに1枚(500円)利用可能
- 1,000株以上は5,000円分×年2回(3年以上は6,500円分×年2回)と、大口株主はほぼ維持〜微増
- ヴォーグ学園での優待券利用は2026年9月30日で終了、トーカイ会員ポイント振替は2027年2月28日で終了
ジャパンクラフトHDが株主優待制度を変更
2026年8月10日、ジャパンクラフトホールディングス株式会社は株主優待制度の変更を発表しました。今回の発表では、株主優待制度の変更が示されています。
変更の背景は?
同社は、赤字が続いた構造改革期間中の配当見送りの代替還元として優待制度を強化してきましたが、少数単元株主への優待利回り偏重の制度設計により少数単元株主が急増し、株主関連費用が2020年6月期の56百万円から2026年6月期の186百万円へと3倍以上に増加。このままでは経営を圧迫すると判断しました。一方で2025年6月期に復配を果たし、安定配当を目指せる環境が整いつつあることから、今後は配当による利益還元を中心に、優待と配当のバランスを最適化するため制度を抜本的に見直すとしています。
何が変わる?

| 変更前 | 変更後 |
|---|---|
| 【変更前(現行)】基準日:6月30日・12月31日(年2回)・1年以上継続保有から ・100株以上200株未満:2,000円分×年2回(3年以上:3,000円分×年2回) ・200株以上600株未満:3,000円分×年2回(3年以上:4,000円分×年2回) ・600株以上:5,000円分×年2回(3年以上:6,000円分×年2回) ・上記に加え、6月30日に1年以上継続保有×1,000株以上の株主に年1回特別優待品を贈呈 |
【変更後(2026年12月31日基準から)】優待券1枚の額面を1,000円→500円に変更。税込1,000円のお買い物ごとに1枚(500円)利用可能 ・100株以上200株未満:500円分×年1回(6月30日基準のみ) ・200株以上500株未満:500円分×年2回 ・500株以上700株未満:1,500円分×年2回(3年以上:2,000円分×年2回) ・700株以上1,000株未満:2,500円分×年2回(3年以上:3,500円分×年2回) ・1,000株以上:5,000円分×年2回(3年以上:6,500円分×年2回) ・6月30日に1年以上継続保有×1,000株以上の株主への年1回特別優待品の贈呈は継続 ※2026年9月30日をもってヴォーグ学園での優待券利用は終了。2027年2月28日をもって優待券のクラフトハートトーカイ会員ポイント振替サービスも終了します。 |
いつから影響が出る?
2026年12月31日を基準日とする株主優待から変更されます。権利付き最終日は2026年12月28日(月)です。
継続保有の判定は従来どおりで、「1年以上」は6月末・12月末の株主名簿に同一株主番号で3回連続、「3年以上」は7回連続で記録されていることが条件です。貸株サービスの利用などで株主番号が変わると継続保有期間はリセットされます。
発送は6月末基準分が9月下旬、12月末基準分が翌3月上旬、特別優待品は12月の予定です。
すでに保有している人はどうなる?
- 少数単元の株主にとっては大幅な縮小です。100株保有(1年以上)は年4,000円分→年500円分、3年以上でも年6,000円分→年500円分と、9割前後の減額になります。
- 200株以上500株未満も年6,000円分→年1,000円分と大きく縮小。一方、1,000株以上はほぼ維持(3年以上はむしろ年12,000円分→13,000円分に微増)と、大口・長期株主を重視する設計に再編されました。
- 優待券の使い方も変わります。額面500円となり、税込1,000円のお買い物ごとに1枚利用できる方式です(実質的にお買い物代金の半額相当まで)。
- 会社側は理由を率直に開示しています。株主関連費用が6年で3倍以上(56百万円→186百万円)に膨らみ、経営圧迫が避けられないこと、復配を果たし配当中心の還元へ移行することが背景です。
- ヴォーグ学園での優待券利用(2026年9月30日まで)とトーカイ会員ポイント振替(2027年2月28日まで)の終了も発表されています。利用予定がある方は期限に注意しましょう。
- 廃止ではなく制度は存続します。手芸店で日常的に買い物をする大口株主には引き続き実用的な優待です。
初心者目線で見たいポイント
ジャパンクラフトホールディングス(7135)は、名古屋に本社を置く手芸専門店「クラフトハートトーカイ」を全国展開するグループです(東証スタンダード・名証プレミア上場・業種は小売業)。手芸店の藤久と、手芸の出版・教育を手がける日本ヴォーグ社を傘下に持ちます。
今回の発表は、優待のもらえる金額が大きく減る変更です。ポイントを整理すると:
1. いちばん影響が大きいのは100株だけ持っている株主で、年4,000円分→年500円分(年1回)になります。
2. 優待券は500円券になり、税込1,000円の買い物ごとに1枚使える方式に変わります。
3. 会社は「優待にかかる費用が3倍以上に膨らんだため、今後は配当での還元を中心にする」と説明しています。廃止ではなく、1,000株以上の株主向けはほぼ維持されます。
適用は2026年12月末基準からです。投資判断はご自身の責任でお願いします。
まとめ
ジャパンクラフトHDの今回の発表は、株主優待制度の変更という内容でした。
ジャパンクラフトホールディングス(7135)が株主優待制度の変更を発表。2026年12月31日基準から優待券の贈呈金額を大幅に縮小し、100株以上200株未満は年4,000円分→年500円分(6月末のみ・年1回)、200株以上500株未満は年1,000円分になります。優待券は額面500円となり、税込1,000円の買い物ごとに1枚利用可能。1,000株以上は5,000円分×年2回とほぼ維持され、3年以上継続保有では6,500円分×年2回に微増します。背景には株主関連費用の急増(6年で3倍超)と、復配を受けた配当中心の還元への移行があります。ヴォーグ学園での優待券利用は2026年9月30日で終了します。
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出典:会社開示資料・IR資料(ジャパンクラフトホールディングス株式会社「株主優待制度の変更に関するお知らせ」2026年8月10日)
※本記事はIR情報・株主優待情報を紹介するものであり、特定の有価証券への投資を推奨するものではありません。開示資料をもとに筆者が要約しています。記事作成にはAIツールを補助的に利用しています。最新情報は必ず公式資料をご確認ください。
